三田村邦彦 8年ぶり新曲が番組テーマ曲に 社長に直訴で実現「目指せ一発屋」
俳優・三田村邦彦(64)が29日、大阪市内で、テレビ大阪の新春特番「おとな旅あるき旅 新春スペシャル」(来年1月6日、後6・30、関西ローカル)の収録に参加し、この放送から番組テーマ曲を担当すると発表した。
和装で鏡開きを行った三田村は、自身が歌うテーマ曲「明日へのターミナル(仮)」が新春スペシャルでお披露目されることを発表。同番組スタート時からレギュラーを務め、来年で10年目になる。「今までもテーマ曲を歌いたいと言ってきたが、かなわなかった。今回はテレビ大阪の社長に直訴してOKが出た。途中で、誰がお金を出すんだとモメて頓挫しそうになったが、何とか実現した」と紆余曲折を経てアピールが実ったという。
自身は8年ぶりの新曲。「60代になってちょっと後ろを振り返りながらも、将来に向けた切ないバラード」と思い入れの強い作品になるという。「同世代に円広志という一発屋がいて、昔は馬鹿にしていたが、今は一発屋もうらやましい。僕はオリジナル曲が100くらいあるが、オリコンに入ったのは1曲だけ。目指せ一発屋」と気合をみせた。
CDも発売されるそうで「歌唱印税は微々たるもの。他(の収入)はテレビ大阪さんに行きます」と三田村が話すと、同局の羽柴康晴プロデューサーは「印税はロケ費の足しにします」と話していた。