お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの小杉竜一（４４）が来年放送のカンテレ（関西テレビ）のオムニバスドラマ「大阪環状線Ｐａｒｔ３ひと駅ごとのスマイル～京橋編『逃げんな、あほ！』」（２０１８年２月１３日深夜０・２５、関西ローカル）でドラマ初出演することが２９日、同局から発表された。

　映画出演経験のある小杉は同シリーズＰａｒｔ１から出演を熱望していたが、これまで声がかからなかった。しかし過去の出演者を調べると、事務所の先輩である矢野・兵動の兵動大樹と後輩のアジアン・馬場園梓が出演していることを発見。「なんで俺を使わへんねん！」とドラマのプロデューサーに猛烈アピールを続け、出演の夢が叶ったという。

　演じるのは居酒屋の店主。主人公のミュージシャン志望の青年が行きつけだった居酒屋で、１０年ぶりに弟と再会する感動の場を見守る役どころだ。頭にハチマキを巻き、店主らしい衣装に身を包んだ小杉は「ドラマはどういう風に撮影するか知らないので、新鮮な気持ちと不安な気持ちでいっぱい」と緊張した様子で撮影に臨んだ。

　ドラマ出演の意気込みについて「居酒屋でバイトをしてたので、自分の中で居酒屋の店主の役作りは未知の世界ではなかったです。見てる人が“小杉出てきた！”ってなって、兄弟の世界観を壊せへんように。いい味出してる居酒屋の店主おるなーって思ったら、あれ小杉やったんや！っていう感じに、小杉が全面に出ないことだけが願いです」と謙虚に話していた。