舘ひろし「出演したかった」 「西部警察」パロディーの宮城PR動画「湯渡軍団」
俳優・舘ひろし(67)が11月30日、都内で行われた「宮城冬の観光キャンペーン」(12月1日スタート)記者発表会に出席。宮城県が温泉資源PRのため作成した大ヒットドラマ「西部警察」のパロディー動画「みやぎ湯渡(ゆわたり)軍団」への不参加を悔やんだ。
「湯渡軍団」は「西部警察」の仙台ロケや、東日本大震災時の石巻市での炊き出し実施など同県と縁が深い、舘所属の石原プロモーションが全面協力。石原裕次郎さんのそっくりさんタレント・ゆうたろう(47)が「ボス」を務め、団長の村井嘉浩知事(57)の下で軍団メンバーが各温泉地を紹介する。
この日、渡哲也(75)が演じた大門団長風の衣装で登場した村井知事に、舘は「渡より似合ってますよ」とニヤリ。さらに、「私もできれば出演したかった」とオファーがなかったことを嘆いた。
また、「湯渡軍団」というネーミングを「最初、『渡軍団』かと思いましたよ。いいんじゃないですか」と“公認”。宮城県とのコラボには「協力できてうれしく思っています。渡も震災からの復興(支援)には前向きで“何でもやれ”と言っています」と話した。
同県は今夏にタレント・壇蜜(36)を起用したPR動画「涼・宮城の夏」を作成し、「性的な表現が多い」と非難の的となったが、村井知事は「今回は硬派なイメージ」と胸を張った。