西郷輝彦、前立腺がん再発 6年前極秘に全摘出も…「心して病と向き合う」
俳優で歌手の西郷輝彦(70)が11月30日、前立腺がんと診断されていることを発表し、来春まで治療を最優先するとした。同時に6年前に同じ前立腺がんで、患部を全摘出する手術を受けていたことを公表し、がんは再発であると明かした。
事務所を通じて、報道各社にコメントを寄せた西郷は「(全摘手術後の)経過も良く仕事を続けてくることができましたが、最近の検査で再びがんが発覚し医師と相談したところ、来年の春先くらいまで治療を最優先にすべきとのご指導を頂きました」と報告した。事務所によると、検査はここ1~2カ月以内に行われ、時折、入院しながら治療を続けているという。
決まっている仕事については体調を考慮しながら行うという。12月に入っているディナーショーは予定通り開催の見込み。しかし、来年3月の福岡・博多座公演「舞妓はレディ」については降板する。理由については「約1カ月という公演であり、現状の体力では完遂が厳しいこと、何より博多座様および共演者様、そしてお客さまにご迷惑をおかけしてしまうと判断した」としている。
西郷は「1日も早く皆様の前に、完全復活した姿で、歌と芝居のパフォーマンスをご披露できるよう、心して病と向き合う所存でございます」と完治を誓った。