流行語大賞目玉なし ブルゾン、ひふみん欠席…選考委員の室井滋「悩んだ」

 今年の世相を反映した言葉を決める「2017ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が1日、都内で行われ、年間大賞に「インスタ映え」「忖度(そんたく)」が選ばれた。

 トップ10入りした「35億」のブルゾンちえみ(27)や将棋界の新旧スター、「ひふみん」の加藤一二三・九段(77)、選考委員特別賞に「29連勝」が選ばれた藤井聡太・四段(15)ら話題の人物が軒並み欠席。ドラマの大ヒットや、社会現象も少なく、息の長い流行語が少なかった2017年。11月9日に候補30語が発表された時点で、芸能界やスポーツ界からの言葉が少なかった今年だが、表彰式も“目玉なし”のさみしい内容となった。

 負の言葉が多く、選考委員の女優・室井滋(57)は「どなたに来ていただくのかも難しい問題で、この言葉でどなたに来てもらおうと悩むこともありました」と選考過程を説明。候補30語には豊田真由子元衆院議員(43)が秘書に発した「ちーがーうーだーろー!」など、本人の登壇が見込めないものもあった。

 トップ10入りした「○○ファースト」は、都知事選で「都民ファースト」を掲げた小池百合子・東京都知事(65)が発信者にも思われるが、受賞者なしとされた。

 ただでさえ登壇者が限られた上に、ポジティブな言葉であっても、人気者たちが姿を見せず…。ブルゾンや加藤九段の欠席が伝えられると、会場には「え~…」と残念がる声が広がった。不在だった藤井四段は「来年は平成30年。30連勝を目指す!といいたいところですが、まずは一歩一歩確実に強くなっていくため、日々精進していく思いです」と受賞コメントを寄せた。

 【トップテンと受賞者は以下の通り】(※印は年間大賞)

 「インスタ映え」※ 「忖度」※

 「35億」

 「Jアラート」

 「睡眠負債」

 「ひふみん」

 「フェイクニュース」

 「プレミアムフライデー」

 「魔の2回生」

 「○○ファースト」

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