元フォークル・はしだのりひこさん死去 数年前から療養生活
「帰って来たヨッパライ」などのヒットで知られる「ザ・フォーク・クルセダーズ」のメンバーだった歌手のはしだのりひこ(本名・端田宣彦)さんが2日午前1時過ぎ、京都市内の病院で死去した。72歳。京都市出身。
関係者によると、以前から白血病を患っていたという。また、数年前からパーキンソン病のため、車いすで療養生活を送っていた。
きたやまおさむ、加藤和彦らが結成したクルセダーズに1967年に加入し、ヒットを飛ばした。グループ解散後も音楽活動を行っていた。
今年4月には京都市内で行われた、フォーク仲間らによるコンサートにサプライズゲストとして登場。きたやまや杉田二郎らと共演した。車いすを使っていたが、元気そうにしていたという。これが最後のステージとなった。それから約1カ月後に同市内の病院に入院したという。
最期をみとったのは親族と音楽仲間だった。
通夜は5日午後7時から、告別式は6日正午から、ともに京都市伏見区深草下横縄町25、セレマ稲荷シティホールで営まれる。喪主は長男の端田篤人さん。