井筒監督 36年前の逮捕を語る 10日間留置場に
映画監督の井筒和幸氏(64)が2日、カンテレ(関西テレビ)で放送された「七転び八起きさん 私それでもめげません!」に出演。1981年に器物破損などの罪で逮捕された事件を振り返った。
井筒監督は「ガキ帝国 悪たれ戦争」を撮影後の81年、器物破損、東京都迷惑防止条例違反、道路交通法違反で逮捕され、留置場で約10日間過ごした。
事件を振り返り「相当、悪いことしましたね」と切り出した井筒監督。「『ガキ帝』のパート2のあがり(仕上がり)が気に入らなくて、色々もめてたんです、お酒飲んでね。気がついたら四谷署にいた」とあっけらかんと振り返った。
逮捕されたのは一緒に飲んでいたプロデューサー、役者ら4人。酒を飲んでおり、半分ほどしか覚えていないというが「物を壊すわ、標識を倒すわ、タクシーのボンネットは蹴りまくるわ…めちゃくちゃだった」と大暴れしたという。
現行犯逮捕で、「パトカーがバーって来たね。『太陽にほえろ』みたいだったね」と回想。罪状から「2、3日でパイ(保釈)されると思ってたんだよね。全部(罪を)認めてるから」と甘く考えていたが、実は現場にいた若い役者を大阪に逃がしていたことを警察にしゃべらなかったことから、予想より長く留置されたという。
事件を振り返り「実はそんな、反省もしてなかったんだな」といつもの悪態キャラで告白していた。