M―1 とろサーモンが優勝「売れずに終わるのかと…」「ありがとう神よ!」

M-1グランプリ2017を制したとろサーモンの久保田かずのぶ(右)と村田秀亮=テレビ朝日(撮影・三好信也)
M-1グランプリ2017を制したとろサーモンの久保田かずのぶ(右)と村田秀亮=テレビ朝日(撮影・三好信也)
M-1グランプリ2017を制したとろサーモンの久保田かずのぶ(右)と村田秀亮=テレビ朝日(撮影・三好信也)
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 漫才日本一決定戦「M-1グランプリ 2017」の決勝が3日、都内で開催され、結成15年のコンビ・とろサーモンが優勝した。

 村田秀亮のネタふりに、久保田和靖が無愛想にボケを返すスタイルで、和牛、ミキとの争いとなった最終決戦を制した。

 村田は「ずっと辛い思いいっぱいしてきましたんで」としんみり。ドラマ「火花」で売れない漫才師役を演じ「売れたいわ」とのセリフを吐いたことを問われると「売れずに終わっていくのかなと。売れてない芸人が言った、本当のセリフです」と感無量の様子だった。

 久保田はメガネを外して涙。「ずっとドブだけ食ってきましたが、きょう吐いて、光をいただきました。ジーザス、ありがとう神よ!」と声を張り上げた。

 激戦となった第1ラウンドでは、間違ってとろサーモンが敗退とアナウンスされ「落ちてないぞ」とアピールする一幕も。

 最終決戦の漫才では、石焼き芋の車にゴツンとぶつかったネタの際は、村田が「気をつけろよ。ただでさえうちの会社、車の事故が多いんだから」と突っ込み、相方の久保田和靖が「ああ…」と反省。吉本興業の車トラブル連続をネタにし、会場に笑いが広がった。

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