M-1最下位マヂラブ、来年は「上沼さんを笑わす1年に」
3日に行われた漫才日本一を決める「M-1グランプリ2017」で決勝に進出しながらファイナリスト10組の中で最下位に終わり、さらに審査員の上沼恵美子から「よう決勝残ったな」などと酷評されたマヂカルラブリーが4日、都内で行われたイベント「今年の世相を表すハンコ2017年『歳の印』捺印式」に出演した。
ジャングルポケット、相席スタート、さらにM-1で最終決戦にも進出し惜しくも準優勝だった和牛に続いて姿を見せると、客席からはえも言われぬ歓声がわき上がった。野田クリスタルがM-1で見せたネタの動きを見せて、相方の村上が「それのせいだよ!」と突っ込む、自虐的な登場となった。
司会のピン芸人・タケトからも「昨日、怒られました。記憶に残る芸人になったマヂカルラブリーです!」と紹介され拍手を浴びた。野田クリスタルは「みんな優しい。風邪ひいた時みたいになってます」と周囲の反応がなぜか温かくなったと告白。タケトから「好みじゃないと言えばいいですか」と上沼からも言われた“禁句”が告げられると野田は「好みじゃないで終わってくれたらまだ良かったんですよ。なんで上がってきたのか分からないって(言われた)」とぼやいていた。
だが、嘆いてばかりでは終われない。来年1年を「来年1年、上沼さんを笑わす1年にしようと。それだけ。来年、上沼さんが笑ってくれたら大成功」と宣言。「あのやり取りがなかったらただの最下位だったんで。記事に残る最下位になれた」と上沼の愛情にも感謝していた。
M-1決勝でマヂカルラブリーは607点で決勝に残った10組中最下位だった。「83点」をつけ、コメントを求められた上沼は「一生懸命がんばってるけど、好みじゃない」、「ごめんね。よう決勝残ったなと思って。もういいですか」と辛辣な言葉を並べられた。