来年に４代目桂春団治を襲名する落語家・桂春之輔（６９）が４日、大阪市内で会見し、来年２月１１日に襲名披露公演を大阪・松竹座で開催することを発表した。
大名跡を継ぐ日が近づく中、春之輔は「師匠の名を残せとの遺志に基づき襲名いたしますが、身に余ることで、正直まだ、うれしいと思ったことは１度もありません」と重圧を感じ続けている心境を語った。知人から高級シャンパンでお祝いしてもらったこともあったが「なかなか笑顔にはなれず、店のママさんだけが喜んでおりました」と頭をかいた。
襲名披露には桂文枝（７４）、柳家小さん（７０）ら東西の噺家が出演する。
