「神戸ルミナリエ」試験点灯
阪神大震災の犠牲者の鎮魂を願い1995年に始まり、23回目となる光の祭典「神戸ルミナリエ」の試験点灯が4日夜、会場となる神戸市中央区の旧外国人居留地と東遊園地であった。今年は作品テーマが「未来への眼差し」で、8日から17日までの期間中に、昨年並みの約325万人の来場が見込まれている。
神戸市などでつくる神戸ルミナリエ組織委員会によると、旧外国人居留地で展示される長さは昨年に比べ約80メートル延び約270メートルで、会場全体で使われる発光ダイオード(LED)電球も約10万個増え約40万個となった。
今年、神戸開港150年記念行事が展開されてきたことに合わせ、規模を拡大したという。試験点灯は午後10時ごろから始まり、通行人らはスマートフォンで撮影し、歓声も上がった。