クリス・ハート 来春から活動休止 理由は「音楽の勉強と育児」
NHK紅白歌合戦に出場するなど活躍し、デビュー5周年を迎えた歌手のクリス・ハート(33)が、来春から活動休止することが4日、分かった。クリスによると、決断の主な理由は「音楽の勉強」と「育児」。来年4月13日の東京・NHKホールでのライブを最後に、表立った活動に区切りをつける予定だ。
もともとバンドでギターを担当し、両親もクラシックやジャズを演奏していた音楽家系。デビュー前にボイストレーナーをやっていた時期があり、自身のツアーに参加したアーティストへのアドバイスを通して、サポートする側への思いが膨らんでいた。今夏には米バークリー大学のオンラインコースに入学。ボーカルだけでなく、作曲など音楽制作の勉強も始めている。
10月21日には第2子となる長女が誕生。16年2月に生まれた長男と2人を日英のバイリンガルに育てるイクメンは「音楽の勉強と育児の時間を作るため、スタッフと相談し、活動休止を決めました」と説明した。
東京五輪を控え「日本語で歌いたいという海外からのアーティストや、世界で活躍したい!という日本人アーティストのサポートもしていけたら」と未来像を描く。外国人観光客に向けたアプリの制作などの構想もあるという。
6日に日本テレビ系情報番組「スッキリ」(月~金、前8・00)に出演し、思いを明かす予定だ。