タレントの神田うの（４２）が５日、都内で自身がデザインするウエディングドレスブランド「シェーナ・ドゥーノ」の新作発表会を行い、８月上旬に椎間板ヘルニアを発症し、都内の病院で手術を受け、約１カ月半、極秘入院していたと明かした。「陣痛よりも痛かった」と回顧。現在もリハビリ中といいながら、病室でも製作したドレスを着てウォーキングした。

　バレエで鍛えた背筋伸びやかなうのが、ひっそりとヘルニアを発症し、極秘入院していた。

　神田がヘルニアを起こしたのは、８月上旬のこと。自宅でシャワーを浴びていた際、腰に激痛が走り、救急車を呼び都内の病院に搬送された。「痛くて泣き叫んでいたら産婦人科の棟に運ばれたんですよ。陣痛だと思われたみたいで。こんなに痛いのは初めて。陣痛より痛い」という。背中にカテーテルを入れて痛みを抑え、６週間の経過観察を経て手術し、９月１６日に退院したという。まだ、左足にしびれが残っているという。

　神田は「盲腸や肺炎で入院したことはあるけれど、こんな１カ月も寝たきりになるのは初めて。車イスにも乗れない。トイレにも行けなかった」という。発症したのは、家族でイタリア旅行へ出発する直前。神田だけが日本に残る形になったが「家族が見舞いに来てくれて、１人でいることはほとんどなかった。家族の絆が深まったような気がします」と振り返った。

　入院していたことを「内緒にしていたんです。気付かなかったでしょ」といたずらっぽく笑った神田。ショーでは、「まだリハビリ中」としながら、１０月にドバイで開催された「スワロフスキー　スパークリング・クチュール・インフィニティー」に出品したドレスを自身が着用してウォーキング。「あれも病院で作ったんですよ。点滴受けながら、トルソーを病室に運んでもらったんです」と舞台裏を明かした。