アニー賞候補に「この世界の-」「ひるね姫-」 発表は来年2月
「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれる米国の第45回アニー賞で、「この世界の片隅に」(片渕須直監督)と「ひるね姫 知らないワタシの物語」(神山健治監督)が、長編インディペンデント作品賞の候補となったことが5日、分かった。
「この世界-」は、こうの史代さんの漫画が原作。第2次世界大戦中の広島県呉市を舞台に、18歳で嫁ぎ、前向きに生きる女性の姿を描いた。「ひるね姫」は2020年の岡山県倉敷市に住む昼寝が特技の女子高生が、夢の世界と現実をまたいで不思議な旅に出る。
長編インディペンデント作品賞は、米国で千館未満の映画館で公開された作品が対象。
また、「メアリと魔女の花」(米林宏昌監督)が、脚本賞と美術賞の候補となった。
発表・授賞式は来年2月3日、ロサンゼルスで行われる。