ひふみん 紅白出演の質問に動揺「あの、ですね、えっと…歌手ではノーです」

ゆうもあ大賞の表彰式に出席した(左から)林家たい平、梅沢富美男、加藤一二三=ホテル・ニューオータニ
ゆうもあ大賞でスピーチする加藤一二三=ホテルニューオータニ
ゆうもあ大賞の表彰式に出席した(左から)大村崑、林家たい平、梅沢富美男、加藤一二三、山東昭子=ホテル・ニューオータニ
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 将棋の加藤一二三・九段が6日、都内で行われた「ゆうもあ大賞」の表彰式に、俳優の梅沢富美男、落語家の林家たい平らと出席。うわさされるNHK「紅白歌合戦」出演に対して質問され、動揺しつつ「ノーコメント」と答えた。

 梅沢から「紅白出るんですか?」と聞かれると「あの、ですね、えっと…」と少しあわてた様子で口ごもり、「はっきり言えることは、歌手ではノーですね。それ以外はノーコメント」と返答。「将棋の差し手では含みのある手が最高の手。だからノーコメントです」と、将棋のたとえをまじえ、必死にかわした。

 加藤九段の番組出演を示唆する話しぶりに、紅白出場を熱望しながらオファーがなかった梅沢は「腹立つなぁ」と悔しそう。「放送はひふみんが出るところだけ見ますよ」とカマをかけたが、加藤九段は否定しなかった。

 加藤九段は、11月2日に急性胆のう炎と診断され手術、入院した。初めての入院・手術に「万が一のことがあるかもしれないので、妻と子供たちには『ありがとう』と伝えた」と死をも覚悟したと当時の心境を明かした。実際の手術はもちろん成功。「名医たちが僕の体に医学的な興味を持って、全身を検査したけど、何の問題もないと。いまが生涯で一番元気です」と声を弾ませた。

 さらに7月に引退したことを振り返り、「本当は引退したくなかったけど、よく考えたら最高のタイミングで引退できた。ラッキーだった」とコメント。藤井聡太4段のデビュー29連勝や羽生善治竜王の永世7冠達成など、大記録が誕生した棋界にとって歴史的な1年で区切りをつけたことを、誇らしく語った。

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