本田望結“二刀流”に悩みあった「夢を考え直さなきゃいけないと…」

 芸能プロダクションのオスカープロモーションの所属女優・タレントによる晴れ着撮影会が7日、都内で行われた。競技フィギュアスケートと女優業の“二刀流”で活躍する本田望結(13)は、今年、フィギュアと女優のどちらかを辞めるべきかどうか悩んでいたと告白した。

 あでやかな着物姿で「12月だけでお着物をきるのが6回目ぐらい」と愛らしい笑顔を見せた望結だったが、実は葛藤があった1年だった。「2017年は悩んだりとか苦しんだりすることとかあって、当たり前にできていたことができなくなったり。自分の夢を考えないといけないのかなと思った時でもあったんですけど」と、フィギュア、女優の二足のわらじを楽しんでいたこれまでとは違う心境が生まれたという。

 今年は11月に全日本ジュニア選手権に初めて出場し、20位だった。女優業でもさまざまな作品に出演したが、その中で「スケート靴を脱ぐ勇気もなくて、お芝居を辞める勇気もなく」と心が揺れ動いたという。その中で「両方頑張っている自分が好きだなと思ったので、2018年はホップ、ステップ、ジャンプのステップとジャンプを頑張れるようにしたいです」と吹っ切れた様子だった。

 今年を表す漢字に「志」を挙げ、「10年間頑張ってきた夢を考え直さなきゃいけないかなと思った時もあったんですけど、結果、両方やっている自分が大好きで。志という字の通り、心の中にある目標だったり目的に向かって頑張ろうということで、志を強く持って来年も頑張りたいです」と決意を新たにした。

 今月末には、フィギュアスケートの全日本選手権が行われ、姉の真凜が平昌五輪出場をかけて挑む。「本当に今大事な時期で、私は応援するしかできないので…。本当に頑張ってほしいですけど、いつまでも私のあこがれはお姉ちゃんなので、どんなお姉ちゃんでも私は大好きですし、できる限りのことをサポートしたいです」と語った。一方で、姉の天然エピソードも披露。「今日朝、メールが来て、昨日の夜中の1時ぐらいに肉じゃがをつくったから、帰ったら食べてねってきたんですけど、なんで夜中につくるんだろう」とほほえましい姉妹愛をかいま見せた。

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