サブちゃん「にっぽんの歌」大合唱 「年忘れにっぽんの歌」テーマ曲作曲

 歌手仲間と「にっぽんの歌」を歌唱する北島三郎=東京文化会館
 歌手仲間と「にっぽんの歌」を歌唱する北島三郎(中央)=東京文化会館
歌手仲間と「にっぽんの歌」を歌唱する北島三郎(中央)=東京文化会館
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 歌手・北島三郎(81)が、テレビ東京系の音楽番組「第50回 年忘れにっぽんの歌」(31日、後4・00)のテーマ曲「にっぽんの歌」を手掛け7日、都内で行われた番組収録で初披露された。50回を記念し制作されたが、今後は夏の「夏祭りにっぽんの歌」と共通のテーマ曲として使われる。“年末の音楽番組の顔”を長年務めてきた北島は、「来年もいい年になる」とご満悦だった。

 「♪にっぽんの歌~」-。出演歌手が勢ぞろいしたオープニングとエンディングで、北島作曲の新しいテーマ曲を全員で大合唱した。歌えば誰もが笑顔になる名調子とあって、北島も「よかった。みんな気持ちよく歌っていただいて。やっぱり気持ちが盛り上がるね。全員で歌うこういうケースはあまりないからな」と満面の笑みを見せた。

 楽曲「にっぽんの-」は「年忘れにっぽんの歌」の50回を記念して制作された。番組側は「テーマソングがあれば」と北島に作曲を依頼。青島幸男元東京都知事の長男で、長年同番組の構成を担当し、今年11月2日に死去した青島利幸氏が作詞した。

 北島は「普通に手拍子だけでは古い感じがする。今の時代に合う、聴いて自然に体が動いて踊れる感じの曲にした」と細部にまでこだわり、会場全体で合唱できる音頭調に仕上げた。ノリのいい曲とあって合唱した歌手からも大好評。今後は夏と冬の両方の番組で、テーマ曲として使用される。

 2013年にNHK紅白歌合戦を卒業した北島は、15年末に「年忘れ-」に出演して以来、久々の年末音楽番組。かつては生放送だった同番組も、15年からは収録となったが、北島は「こうやって1年終わると、また1年、頑張ろうという気持ちになるな」と、年末の風物詩を楽しんだ。

 また、作詞した青島さんへの思いを「天国で良い形で届けられたと思う」と語った。

 同曲は1月1日にCD発売される。

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