阪神、ヤクルトなどの監督を歴任した野村克也氏（８２）の妻で、タレントとしても活躍した野村沙知代さんが８日午後４時９分、都内の病院で亡くなった。８５歳。７３歳の時には、若返りを狙い、整形手術。決意会見も行うなど、さまざまな話題をふりまいた。【以下、２００５年８月４日の紙面より】

　タレントの野村沙知代（７３）が３日、東京都内で会見し、１０月に顔面などの整形手術を受けることを発表した。数々の騒動を経て、たるんだ？ほお、首、あごをメスで“リフォーム”し、２０歳の若返りを狙うサッチーは「（整形を）決意しました。怖いものは何もありませんよ」とニヤリ。２００万円をかけ、２週間にわたるリフトアップ手術に臨む。

　数々の騒動で話題を振りまいたサッチーが、今度は“顔面リフォームプラン”をぶち上げた。ピンクのジャケット姿で登場すると「決意なんて大げさなものじゃないわよ。美しいのはムリ。キレイになりたいの。たるんでるところを引っ張るだけよ」と２０歳の若返りを宣言した。

　会見に同席した夫で社会人野球、シダックスの野村克也監督（７０）は何も聞かされておらず、口あんぐり。「こういうのって発表するもの？離婚の会見かと思ったわ」と苦笑い。サッチーは「相談なんてしないわよ」と返し、さらに「（米国で整形した）ある女優さんが『（日本に）帰ったら言わないでね』って。どうして隠すの？おかしいわよ」とサッチー節全開。

　さらに、離婚騒動中の杉田かおるを「ゲームやってるんじゃない？頭のいい子だから、計画されてやってるんじゃないの？人の話はどうでもいいわ」とバッサリ、ボルテージを上げた。

　手術は１０月末にもスタート。ほお、あご、首を中心に２週間かけてリフトアップする。ミスコンで優勝経験があるサッチーだが、野村監督は「外見ばっかりキレイにせず、心もキレイにしなきゃ」とぴしゃり。夫人の“出来あがり”への注文を聞かれ「（顔の）直してほしいところはないけど。“支配下選手”じゃなくて“自由契約”にしてほしい。うるさくてね、お金もない」とボヤキまくりだった。

　この会見では、サッチーの顔をいじった野村監督がビンタされる一幕もあった。