野村沙知代さん死去 最愛の孫の「巨人入り」発言に目を細める
ヤクルト、阪神、楽天などの監督を歴任した野村克也氏(82)の妻で、タレントとしても活躍した野村沙知代さんが8日午後4時9分、都内の病院で亡くなった。85歳。2010年には「命の次に大事」という最愛の孫と一緒にイベントに登場し、将来の「巨人入り」発言に目を細めていた。【以下、2010年7月27日の紙面より】
プロ野球・楽天イーグルスの野村克也名誉監督の妻、沙知代さん(78)が26日、アニメ映画「ヒックとドラゴン」(8月7日公開)のプレミア試写会に出席した。
在住する仙台市で野球チームに所属する孫の忠克くん(8)も一緒に来場し、「将来は巨人に入りたい。あこがれは小坂選手、坂本選手。おじいちゃん?とりあえずはそのくらいから」と、大物感たっぷりに受け答えを展開。サッチーは「命の次に大事な」孫に目を細めていた。
この日は、野村監督も来場予定だったが、急きょキャンセル。沙知代夫人は「家で寝てます。体調は大丈夫」と語った。