美川憲一 野村沙知代さん悼む「いろいろありましたが、いい人でした」
ヤクルト、阪神、楽天などの監督を歴任した野村克也氏(82)の妻で、タレントとしても活躍した野村沙知代さんが8日午後4時9分、都内の病院で亡くなった。85歳。
演歌歌手・美川憲一は「いろいろありましたが、いい人でした。いつだったか、食事にいった際にお会いしましたが、いい夫婦でした」と悼んだ。
美川は、1998年1月、当時野村氏が監督をしていたヤクルトの投手と交際していた神田うのが、ハワイで沙知代さんと遭遇し、頬を叩かれた際、現場に居合わせていた。うのはテレビ局の取材に対し、「平手打ちされちゃったぁ。親からもぶたれたことないのに」と明かし、この一件が“ビンタ騒動”として報道されることに。帰国時に報道陣に囲まれたうのは「誤解です。殴られてません」「仲良くしてましたよ。仲良くしましょう、って握手しました」と泣きそうな顔で前言撤回した。
後日帰国した美川は、ビンタ騒動について「あれは殴ったんじゃない」「大したことじゃないのよ」と発言するなど、事態の収拾に“奔走”することとなった。