友利新 「不育症」を考える…「胸が張り裂けそうな気持ち」
皮膚科医でタレントとしても活動する友利新が9日、ブログを更新。ドラマでも取り上げられた「不育症」についての思いをつづった。友利は2013年11月に一般男性と結婚。14年7月に第1子男児を、16年8月8日に第2子女児を出産している。
TBS系ドラマ「コウノドリ」(金曜、後10・00)を録画で見たという友利。メインテーマとして取り上げられていた「不育症」について「私自身も妊婦健診の時は、急に大丈夫かな?と不安が襲うことがありそれが毎回毎回、襲ってくると考えると胸が張り裂けそうな気持ちになります」と自らの体験をもとにつづった。
8日の放送では、過去2回流産をしている妊婦がサクラ(綾野剛)の元を訪れたが、診断の結果、今回も胎児に心拍はなく、3回目となった流産に不育症を自ら疑う…という物語だった。「不育症」という言葉は、流産、死産などを繰り返して結果的に子供を持てない場合に使われることが多いが、何回流産を繰り返すと不育症と定義するかなど、統計的なものは決まっていない。
友利は「ドラマでもありましたが糖尿病や抗リン脂質症候群などの自己免疫疾患子宮奇形など『これ』という原因がない方も多いのが現状です」と医師の見地から説明。「確かに医学的に流産は珍しい物ではないけれど、それが自分自身に起こるとは、だれも考えていません。統計じゃなく、患者さんの気持ちに寄り添わなくちゃ、という小松(※吉田羊)さんの言葉がずしりときました」と伝えた。
次回15日の放送では、「出生前診断」がテーマとなる。