高須院長、涙 沙知代さん亡くなる2日前に食事「最後の声がまだ耳に…」
高須クリニックの高須克弥院長が11日、フジテレビ系「ノンストップ!」で、8日に急逝した野村沙知代さんと2日前に一緒に食事したと明かし「最後にまた会おうねって手を振った時のあの声がいまだに耳に残っちゃって…」と涙をぬぐった。
番組では、虚血性心不全で急死した野村沙知代さんを特集。傷心の野村克也氏の様子や、これまで関わってきた人に、沙知代さんとの思い出を聞き、放送した。
その中で登場したのが高須院長。亡くなる2日前の6日夜にホテルで野村夫妻と一緒に食事をしたという。「すごく明るくて、また会おうねってお別れして、沙知代さん元気だねって話してからのニュースですから、丸1日で状況変わっちゃって…」とうつむき、「最後にまた会おうねっていって手を振ったあの声が未だに耳に残っている」と声を落とした。
沙知代さんは、一部では認知症を患っていたのではとも報じられたが、「話は弾みますし、好き嫌いが激しいから好きではない人が来たときはとぼけていても、ぼくと話す時は打って響くように話しますんで」と受け答えはしっかりしていたとした。
食事の帰りも沙知代さんが先頭に立ち、野村氏が沙知代さんさんの肩に手を乗せて歩いていたといい「車に乗るときも、ちょっとあなた気を付けてと。もの凄く優しい」と振り返った。「敵と見なすと、ものすごい勢いで攻撃してくるから、そういうどう猛な人だと思っているけど、すごく心の優しい良識的な人です」と言って、涙をぬぐっていた。