女優の松居一代が１５日、都内で離婚会見を行った。これを生中継したフジテレビ系「とくダネ！」に出演したタレントの古坂大魔王が「あと１カ月、２カ月早かったら流行語大賞もあったのでは」と残念がった。

　番組では８時３０分から始まった会見の模様を最初から最後まで報じきった。その中で、常に満面の笑みだった松居が唯一涙を見せたのが、母親への生電話シーン。「お母ちゃん、お母ちゃん…」と呼びかけ、離婚を生報告した。また、一番守りたかったのは「財産」だったと言い切ったことにも注目が集まった。

　新潮社の中瀬ゆかり氏は「船越さんはお金より離婚、松居さんは財産守りたかった。財産持ってる側の弱みが出たと見える。でもそれで折れたんじゃない、私は勝ったよアピール、選挙で勝ったみたいな万歳アピールで苦しい勝利宣言だった」と分析。

　古坂大魔王は母親への生電話に触れ「あと１カ月、２カ月早かったら流行語大賞もあったのでは」と苦笑。笠井信輔アナウンサーも「恐らく、午後のワイド番組はみんな『お母ちゃん』から始まる。メディアプロデューサーの力量、改めて凄まじいと確認致しました」と“松居劇場”の破壊力に感服していた。