ウーマンの時事ネタ漫才に反響続々 村本「ずっと全国放送でやるのを待っていた」
17日にフジテレビ系で放送された「Cygames THE MANZAI」でウーマンラッシュアワーが披露した漫才がネット上で反響を呼んでいる。
ウーマンは原発ネタ、沖縄基地問題、震災での仮設住宅問題、北朝鮮問題などさまざまな問題があるにも関わらず、今年は不倫問題ばかりが報道されたことを皮肉る漫才を披露。危機を感じなければならないのは「国民の意識の低さ!」と言い放ち、村本大輔が最後に客席を指さし「お前達のことだ」と言って締めくくった。
時事ネタ満載のネタに、村本はツイッターで「沖縄で『沖縄の基地問題を沖縄だけに押しつけるな』と言ったらお客さんの拍手が鳴り止まなくなって音響さんが涙流して『ありがとうね』と言った。熊本の益城町で『豪華な競技場建てるなら被災地に家を建てろ』と言ったらまた拍手が鳴り止まなくなった。ずっと全国放送でこれをやる今日を待ってた」と満を持してのネタだったことをつぶやいたが、続々と反響が。
メディアにも数多く登場する医師の森田豊氏はツイッターで「まさしく現代批判の正論。『お前たちのことだ!』毒舌のシメ 余韻が残り今夜は眠れない」と絶賛。作家の乙武洋匡氏もツイッターで「今日のウーマンラッシュアワーの漫才、いつぞやの茂木先生の『日本のお笑いはオワコン』発言への“回答”のように感じた。好き嫌いは分かれるのかもしれないけれど、こういう芸人もいる、ということが何より大切なのだと思う」とつぶやいた。
脳科学者の茂木健一郎氏も「ウーマンラッシュアワーの漫才、今確認しました。すばらしい。ウーマンラッシュアワーの二人に毎日レイトショーでその日の時事ネタをコメディにする番組をさせる地上波テレビが出て来たら、ぼくは全面的に応援します」とツイートした。
一方で、「ウーマンのネタって笑えない」「ウーマンのネタを面白いと言っている人は、このネタを面白いって言っている自分かっこいいでしょ!意識高いでしょ!って感じが出てて…」「違う番組でやったら?」など否定的な意見もつぶやかれるなど、賛否両論を巻き起こしていた。