俳優で画家の片岡鶴太郎（６２）が１９日、都内で行われた映画「ジャコメッティ　最後の肖像」（来年１月５日公開）の試写会でトークイベントを行い、今年１年を「インド政府公認のヨガインストラクターに合格したし、シングルになって新たな気持ちにもなれた。上々の１年」と振り返った。

　片岡はヨガに取り組んでから、今年で６年目を迎えた。午前１時に起床し、約７時間かけヨガ、食事、シャワーという生活を送ってきたが「こういう生活をしてると、友達も家族もいなくなります。離婚もします」と３月に離婚したことを自虐的に話した。

　映画のタイトルにちなみ、司会者から「肖像画を書いてみたい人はどなたでしょう？」と質問されると、片岡は「ひふみん」と色紙に記し、将棋の加藤一二三・九段（７７）を挙げた。「物まねをしたことがあるんです。（特徴は）ふくよかで、歯がないこと。鼻毛、耳毛が出てて、おなかには肉布団を入れました」と明かし、独特の口調をまねし、場内を大爆笑させた。