松坂慶子 昨年引退を考えていた デビュー50周年で「ひと区切り」と
女優・松坂慶子(65)がこのほど、中国・北京で行われた染谷将太(25)主演の日中合作映画「空海-KU‐KAI-美しき王妃の謎」(18年2月24日公開)の完成報告会見に出席。昨年、デビュー50周年を迎え、「ひと区切りにしよう」と引退を考えていたことを明かした。
世界的にも有名な中国の巨匠、チェン・カイコー監督(65)が手がけた作品で、中国では今月22日に5万スクリーンという空前の規模で公開される。
遣唐使・阿倍仲麻呂(阿部寛=53)を慕って、唐に渡った女性・白玲を演じた松坂は、子役時代から数えてデビュー50周年を16年に迎えたことで「仕事をひと区切りにしよう」と考えていたことを会見で告白。15年に映画「ベトナムの風に吹かれて」で主演し、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」に出演するなど大きな仕事が重なったこともあり、近い関係者には「最後の花道にたくさん仕事があったわね」と話していたという。
しかし、16年に依頼を受け「空海-」出演を決意。現場に臨む中で「ものを作ってる人みんなの温かい気持ちと一緒になって、もう一回やってみようという」と心変わりしたことを明かし、気持ちをリセットしてくれたカイコー監督に「本当に感謝しています」と頭を下げていた。