声優・大木民夫さん死去 X-MENシリーズなど洋画吹替で活躍

 声優の大木民夫さんが14日、89歳で亡くなっていたことが20日までに分かった。所属事務所が公式HPで発表した。大木さんは以前から病気療養中だったという。

 大木さんは1946年にNHK放送劇団研究生となり、1972年から現在の所属事務所に入所し、数々の洋画の吹き替えを担当。「X-MEN」シリーズのプロフェッサーXや、「マイノリティ・リポート」のラマー・バージェス局長、その他にも「オーシャンズ11」「オーシャンズ12」「グラディエーター」「グレムリン2」「ポリスアカデミーシリーズ」などの吹き替えにも携わった。

 アニメでも「フランダースの犬」のアロアの父コゼツや、「劇場版 攻殻機動隊」の荒巻などを担当。ゲームでもハリーポッターシリーズのダンブルドア校長の声を務めた。

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