吉本NGK新装公演 桂文枝は名前間違われ、くす玉は割れず…爆笑オープン
吉本興業の大阪・難波千日前の本拠地劇場「なんばグランド花月」が87年の開場以来初の大規模改修工事を完了し、21日、桂文枝(74)、西川きよし(71)ら芸人115人が参加してリニューアル式典と記念公演が行われた。
劇場前で行われた記念式典では、司会のコンビ・トミーズが、参加芸人筆頭の桂文枝を「桂文珍!」とリアルに間違えて紹介し、爆笑が起こった。祝いのテープカット&くす玉割りでは、くす玉のひもが抜けて玉が割れず、芸人らがさすがに縁起がよくないと大慌て。若手芸人が肩車でくす玉を割り、吉本らしいドタバタで再オープンした。
記念公演冒頭の口上では文枝が、客席シートの色が深紅から青色に変わった以外、一見、改修ポイントが分かりにくい劇場を「皆さんも、どこが改修されたんやとお思いでしょう。我々の楽屋はきれいになりました」とネタにした。
西川きよしは漫談で、30年前の開場時のこけら落としを、横山やすしさんとのコンビで務めたことをなつかしみ、客席の子供ファンに「やすし言うても知らんやろ?法律を守らんオジサンのことや」と笑わせていた。