布施博 W介護の苦悩、それでも在宅で 認知症の実母はドッグフードを…

 俳優・布施博(59)が22日、TBSで放送された「爆報!THEフライデー」に出演。実母・雅子さん(84)がアルツハイマー型認知症を患い、義母との“W介護”を続けていることを明かした。

 布施は1992年に女優・古村比呂(52)と結婚したが、09年4月に離婚。12年4月、自身が主宰する劇団「東京ロックンパラダイス」の女優で脚本も担当する井上和子(45)と再婚した。

 現在は東京・あきる野市の自宅で井上と雅子さんと3人暮らし。雅子さんは2年前から認知症と診断され、何度もご飯を食べたり、徘徊したり、物忘れがひどく、井上のことを「奥さん」ではなく、「いろいろお手伝いしてくれる人」と話すなど、認識できない状態。ドッグフードを食べてしまい、布施から注意される場面も密着映像で放送された。

 一方、井上の実母・洋子さん(77)は5年前に脳出血で倒れ、半身不随に。介護のことを考え、布施らは2年前に東京・小金井市からあきる野市に引っ越した。しかし、生活環境の変化に、雅子さんの認知症が進行してしまったという。

 壮絶なW介護生活となっているが、井上は、かつて雅子さんが「あんたと博が一緒に暮らせるようになってうれしい」と話してくれたことが忘れられず、施設に預けずに在宅介護を続けていることを明かした。

 番組では、字を書くことで認知症の症状が緩和するとの情報で、雅子さんが書いた直筆手紙に、布施が涙をボロボロと流す様子も放送された。

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