杉田かおる 母を介護施設に…長年在宅で看護「心身ともに限界」
女優の杉田かおる(53)が在宅で介護していた母親を、介護施設に預けたことをブログで明かした。母親は慢性腸閉塞肺疾患を患っており、10月中旬にも意識不明で救急搬送され、一命をとりとめたばかり。杉田は自宅での介護と看護の生活に疲れ果て、10月にはブログで「心身ともに限界です」と吐露していた。
母親が「慢性腸閉塞疾患」であることを10月のブログで明かしていた杉田。今月21日のブログでは、20年前に母親が自宅で倒れ、肺気腫と診断されたこと、4年4カ月前には意識不明になり、緊急入院したこと、その後は在宅酸素で入退院を繰り返しながら、医師の往診や看護師さんの助けを借りて自宅で介護を続けてきたことが説明された。
そして「私としては苦渋の決断でしたが、とりあえず、大事をとって病院隣接の施設に入れて頂くことになりました」と悩んだ末、施設に預ける決意をしたことを明かした。
施設に入った母親は、「とても快適だと喜んでおります」といい、「意地になって奮闘していた自分でしたが、プロの方にお任せして共倒れしなくて済んだとちょっとホッとしております」と在宅介護は「意地」でもあったことを明かし、心境をつづった。
10月12日のブログでは、介護に疲れ、「自分が情けない。心身ともに限界です」と吐露していた杉田。在宅介護をやめ、安堵した一方で、「53年間、身体は弱いけどチャーミングで頭の良い母と楽しく暮らしてきたので正直寂しいです」とも打ち明けた。
クリスマスを前にした大きな決断。「今年はいつもより神様が近くに感じられた一年でした」とつづっている。