俳優の梅沢富美男が２７日、フジテレビ系「バイキング」で、日馬富士暴行問題以降、相撲問題について解説する東京相撲記者クラブ会友たちへ「出て来るジジイ、何にも言わないからイライラしていた」とバッサリ切り捨てた。

　番組では、貴乃花親方が週刊誌に「このままで終わるつもりはない」などと語ったことについて議論。ＭＣの坂上忍は、貴ノ岩の暴行事件について日本相撲協会は「うちうちで済ませたがっていた？」とこの日ゲストの東京相撲記者クラブ会友の大隅潔氏へ質問した。

　大隅氏は「もちろんそうです。スキャンダルは表に出したくない。ずっとスキャンダル続いてきたから、当然そういう気持ちになって」と相撲協会は暴行問題を“うちうち”で済ませようとしていたと大胆分析した。

　これに梅沢も「俺も吹けば飛ぶような組織持っているからね、そうなったら、まあまあ待てと、取り敢えず納めさせる」と劇団の長として、スキャンダルを隠したがる気持ちに理解を示し「当然（隠蔽は）やりたがる。それがイヤだから（貴乃花は）言わなかったっていう話」と、大隅氏の解説を梅沢なりにかみ砕くと「よく言ってくれましたよ」と大隅氏に感謝。

　そして「いろんな番組観てますけど、東京相撲記者クラブ？出て来るジジイ、何にも言わないでイライラしてた」とぶち上げ、日馬富士問題からテレビに引っ張りだこの相撲記者クラブ会友へのいらだちを見せていた。