錦織一清 演出作品が「坊ちゃん劇場」でロングラン
少年隊の錦織一清(52)が27日、都内で行われた、演出を務めるミュージカル「よろこびのうた」の制作会見に出席した。
作品は、1918年にアジアで初めてベートーベンの「第九」を演奏した徳島の収容所が舞台。愛媛県東温市にあり、毎年1作品をロングラン公演する「坊ちゃん劇場」で1月27日にスタートする。
今年だけで3作の演出を手がけるなど、すっかり演出家として知られるようになった錦織は「大役が舞い込んできたなという感覚」と腕をぶした。
1年間、愛媛に住み込むわけではないが、少年隊時代のツアーであまり回れなかった土地でもあり「四国を寂しくさせたことへの恩返しにもなるかな」と思いはひとしお。すでに13人のキャストに演出を付けているが「端っこの方で出演者が14人になってるかもしれないです」とサプライズ出演にも意欲的だった。
脚本を映画「パッチギ!」、朝ドラ「マッサン」などの羽原大介氏が担当。2019年1月上旬までの長丁場で、来年11月28、29日には東京公演(ティアラこうとう)も行われる。