藤田紀子、貴乃花親方処分は「イジメ」と批判 白鵬や鶴竜も「集団暴行」と断罪

 大相撲の貴乃花親方の母親で元女優、タレントの藤田紀子が28日、テレビ朝日系「ワイド!スクランブル」に生出演し、日本相撲協会から貴乃花親方に理事降格、業務停止などの処分が下されるのではないかと取りざたされていることについて「集団でいじめてる」と、日本相撲協会を痛烈に批判した。

 元横綱日馬富士が貴乃花親方の弟子・貴ノ岩を暴行したことに端を発する今回の騒動では、元日馬富士の師匠である伊勢ヶ浜親方が理事を辞任し、八角理事長は残る任期の報酬を返上している。

 貴乃花親方に対しては、理事からの降格や業務停止といった厳罰が科せられるのではないかと報じられているが、藤田は「これは意味不明ですね。加害者側とか協会のトップ以下が減給程度の処分にしてね、被害者の親方を一番重い処分にもっていくなんてことは、到底普通の社会では考えられないことですよ」と、協会が世間と乖離(かいり)していることを批判した。

 「学校のイジメと一緒ですね。集団でいじめてる。今回だって、手を出したのは一人としても、見てた人がね、血が噴き出るまで止めないわけですから、集団暴行ですよ、ハッキリ言って」と、暴行現場に同席していた横綱白鵬や横綱鶴竜も断罪していた。

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