藤井四段 年内最後の対局で勝利 1年を振り返り「得難い経験ができた」

 中学3年生の最年少棋士・藤井聡太四段(15)が28日、関西将棋会館で行われた王座戦で豊川孝弘七段(50)を下し、年内最後の公式戦を白星で飾った。通算成績は55勝10敗。対局後、藤井四段は「最後の対局を勝利で飾れて良かった」と喜びを語った。

 大フィーバーを巻き起こしたこの1年。6月には歴代最多連勝記録となる29連勝を達成。公式グッズも多数発売され、「新語・流行語大賞」には「藤井フィーバー」がノミネートされた。藤井四段は「いろいろな経験をすることができたとても大きな1年」と振り返り、「連勝によって多くの人に注目して頂けたことは得難い経験ができました」と淡々と語った。

 藤井四段は、年度成績で対局数・勝数・勝率・連勝記録の4部門でトップを走り、五段昇段も射程圏内に捉えた。来年からは高校生活と将棋の両立となる。「来年は今年の経験を糧にして、一歩一歩成長できる1年になればと思っています」と抱負を語った。

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