阪神・鳥谷、鼻骨骨折時の強行出場「鼻血3日間」…休むとポジションなくなる
阪神・鳥谷敬内野手(36)が、このほどカンテレの特番「コヤぶるッ!SPORTS SP」(関西ローカル、31日、後3・55)の収録に参加。今年5月に顔面死球で鼻骨骨折するも、翌日試合にフェースガードを着用して強行出場したことに関し「休むと自分のポジションがなくなる。試合に出ている姿を家族に見せたい」と連続出場にこだわる心境を明かした。
5月24日の試合で顔面死球を受けた際を「痛みはそんなになかった。気付いた時には球が当たっていたので、恐怖もなかった」と回顧。翌日試合の代打での強行出場も「休むという感覚はなかった」と話す一方で、「鼻血は3日間ずっと出ていた」と明かした。
ストイックな姿勢に司会の小籔千豊(44)らが感心する中、鳥谷は「恐怖心はなかったけど、次の日の打席を(VTRで)見たら体は逃げてましたね」と笑わせた。
収録ではほかにも、今季に達成した通算2000本安打や、2016年の成績不振時の心境なども話した。収録後には「球場にはない独特の緊張感で、しゃべりやすくて楽しかったです」と感想を語っていた。