安室ラスト紅白、出番は「1曲分」メモリアルな空間から生歌唱

 「第68回NHK紅白歌合戦・リハーサル」(29日、NHKホール)

 制作統括の矢島良CPが取材に応じた。引退前の最後の紅白出演となる安室奈美恵について、NHKホール以外の場所から、「メモリアルな空間で」生中継で行うとした。出演時間は歌唱曲「Hero」の「1曲分」という表現で、一部での20分間も出番があるVIP待遇になる、という報道には否定的な反応をした。

 場所がどこかという点については「スペシャルな空間」、「メモリアルな空間」ということを繰り返すばかりで、「どこか」という点については「回答をお控えさせていただきたい」。国内かどうかという点についても「それも含めて控えさせていただきます」という徹底ぶりだ。オープニングでもNHKホールには来場しない。

 持ち時間については「1曲分」という言い方をした。20分間出番が用意されたという報道もあり、5分から10分ぐらいかと問いただされると「まあ、だいたい」。報道を踏まえて、「20分という報道があるのを耳にしておりますけど、われわれから発信した情報ではないので、今回発表さえていただいた『Hero』を生歌唱していただくということで、そこからご想像いただいたら」と苦笑いしていた。

 安室はNHKのリオ五輪・パラリンピックのテーマソングだった「Hero」を歌う。紅組トリの石川さゆりの前が桑田佳祐の「若い広場」で、その前の出番、時刻で言うと午後11時台となった。選曲については「安室さんサイドとご相談させていただいて、今回、『夢を歌おう』というテーマですので、そのテーマにふさわしい選曲をしていただいたかなと思っております」と説明した。代表曲の一つ、「CAN YOU CELEBRATE?」でなかった理由も問われたが、「テーマに則した中での選曲ということです」と答えた。

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