「第６８回ＮＨＫ紅白歌合戦・リハーサル」（２９日、ＮＨＫホール）

　大みそかに生放送される「第６８回ＮＨＫ紅白歌合戦」（総合、後７・１５）のリハーサルが２９日、本番会場となる東京・渋谷のＮＨＫホールで始まった。

　総合司会を務めるウッチャンナンチャン・内村光良（５３）は安室奈美恵、桑田佳祐（６１）の特別出演決定に、「（司会を）受けて良かった」と感無量だ。

　白組司会の嵐・二宮和也（３４）、紅組司会の女優・有村架純（２４）とそろって会見を行った終盤、安室について問われると、「（安室が）出産後の復帰のときに（自分も）『ポケットビスケッツ』で（出場して）、すごいステージを見た。今年も立ち会えることに喜びを感じていますね」と笑顔。内村は、９８年に「ポケットビスケッツ＆ブラックビスケッツ・スペシャルバンド」の一員として紅組で出場した際、安室が「ＣＡＮ　ＹＯＵ　ＣＥＬＥＢＲＡＴＥ？」を復帰舞台で涙ながらに歌う場を間近で見ており、司会が決定してからも安室にラブコールを送っていた。

　自身にとって特別な存在という桑田の出演も喜んだ。自身が監督を務めた映画「金メダル男」（昨年公開）の主題歌を手がけてもらうなど、「桑田さんとは昔から縁がある」という内村。「『若い広場』を聴ける。（司会を）受けてよかったなと思っています」と本番が待ちきれないようだった。

　番組ではＮＨＫのコント番組「ＬＩＦＥ！」で扮しているキャラクター・三津谷寛治としても稼働。この日は足を引きずりながら会場を歩く場面もあったが、「緊張は、まだない」と前向きだ。

　また、二宮は「今年は勝つ」と意欲。有村も「負けたくない」と気合を口にした。

　なお、今年は恒例の司会者面談が廃止されている。