お笑いタレントの茜チーフ（３５）が３０日、大阪市内で行われた「Ｒ－１ぐらんぷり２０１８」の１回戦に登場し、８月に週刊文春で報じられた“替え玉受験”疑惑をネタにした。

　週刊文春は、お笑いタレントのゆりやんレトリィバァ（２７）が格安航空会社（ＬＣＣ）の客室乗務員の採用試験を受けた先輩芸人に頼まれ、試験の一部を“替え玉受験”したとの疑惑を報道。当該記事では「先輩芸人」について匿名にされていたが、ネット上では記事の内容から茜チーフを疑う声が浮上していた。

　この日、茜チーフは「６月、ファンに手を出そうとしたら命の危険を感じました」などと１年を振り返りながら、「８月は売れてもいないのに文春砲を食らいました」と自虐ネタ。観客から笑いが起こると「何か分からない方は、『茜　客室乗務員　替え玉』で検索して、すぐ忘れて下さい」と話し、「そのおかげで９月、１０月、１１月ずっとお通夜でした」と笑いを誘った。

　８月に疑惑が報じられた際、会見などで釈明することも無く、沈黙を守った茜チーフ。この日の予選に訪れていたお笑い関係者も「（一連の騒動を）ネタにしていることは知らなかった」と驚いていた。