待ってました高麗屋!三代同時襲名口上 白鸚、幸四郎、染五郎
歌舞伎俳優・松本幸四郎(75)、息子の市川染五郎(44)、孫の松本金太郎(12)が2日、東京・歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」初日をもって、それぞれ二代目松本白鸚、十代目幸四郎、八代目染五郎を襲名した。高麗屋にとって37年ぶりの三代同時襲名。口上では約2000人の客席から祝福され、白鸚は「先代の父も喜んでいると思います」とあいさつした。白鸚の次女で女優の松たか子(40)も来場した。
幸四郎は昼の部後、歌舞伎座ギャラリーでの三代同時襲名記念特別展セレモニーに参加。「幸四郎」と呼ばれることに対し「まだ自分だという実感がありません」と苦笑した。
また、昨年10月の舞台中に左腕を骨折した市川猿之助(42)が復帰。劇中で「めでたい襲名の舞台に出るため、一生懸命リハビリした」と明かした。