和田正人が警鐘「ぬけぬけ病」 元箱根駅伝選手らしく熱く呼びかけ
俳優の和田正人が3日、箱根駅伝出場経験者らしい熱いツイートを連投した。日大時代に9区を走った経験があり、箱根駅伝復路の戦況に合わせて解説や意見を述べた。中には「ぬけぬけ病」という長距離ランナーを悩ます症状があることを啓発するものもあり、話題となった。
和田は駒大7区を走り、ブレーキがかかってしまった工藤の走りを見て「20年くらい前から、突如として長距離界に蔓延し始めた、片脚の力が抜ける例のヤツかもしれない。未だ原因も治療法も不明」と指摘。「実は私も大学2年で発症。未だ抜けるような違和感がある」と告白した。
さらに「長距離界では『ぬけぬけ病』などと呼ばれている。完治は厳しいかもしれないが、フォーム改善や体幹強化などで、症状を押さえる事はできる。勇気を持ってこれまでの自分の走りと決別し、この病という個性と長く付き合っていく新たな気持ちが必要。本当に厄介な病気です」と選手目線でつづった。この症状について「メジャーな病として世の中に問題提起する事により、何かしらの改善方法が現れるかもしれない。すでに幾つかの治療法のメッセージも頂いてます。まずは知ってほしい。数々の名ランナーを引退へ追い込んだこの出来事を」とフォロワーらに呼びかけていた。
自身が出演したTBS系ドラマ「陸王」を監修した原晋監督が率いる青学大が4連覇を達成し、「原監督には陸王で大変お世話になったので母校の優勝のように嬉しい気持ち」と祝福した。「もちろん母校には心から頑張って貰いたい!しかし箱根駅伝は本当に面白い。僕の人生には欠かせないものだ」と箱根駅伝愛をにじませていた。