吉永小百合が5年ぶり歌唱披露 岸部一徳とデュエットで「ドキドキ」
女優の吉永小百合(72)が4日、東京国際フォーラムで行われた映画「北の桜守」(3月10日公開)の完成披露試写会で、作品の主題歌「花、闌(たけなわ)の時」を共演の岸部一徳(70)とデュエットした。主人公・てつを演じる吉永が公の場で歌唱するのは、2012年10月3日に行われた「北のカナリアたち」の完成披露イベント以来。約5年ぶりに美声を披露して、2000人を沸かせた。
作詞・作曲を手がけた小椋佳(73)が「桜の見事さを表現したはずが、完成してみたら吉永小百合をたたえる歌になっていた」と告白すると、吉永は照れ笑いした。その後、小椋が1番を披露後、吉永が登場。ステージに桜の花が咲く中、岸部とともに澄んだ声で歌い上げた。
舞台あいさつ前に行われた会見では「映画の中では(夫役の)阿部寛さんと歌ってて、そのときはあまり緊張しませんでした。サリー(タイガース時代の岸部の愛称)さんとご一緒できる機会は滅多にない。ドキドキしています」と話していたが、5年ぶりとは思えない堂々の歌いっぷりだった。