女優・吉永小百合（７２）の主演映画「北の桜守」（３月１０日公開）の完成披露会見が４日、東京国際フォーラムで行われ、吉永、共演の堺雅人（４４）、篠原涼子（４４）らが出席した。滝田洋二郎監督（６２）と初タッグとなった今作を、吉永は「明るく、楽しい現場だった」と振り返ったようにキャスト陣とも息の合ったやりとりをした。

　親子役の堺雅人（４４）から「（共演して）一番感動したのはひたむきさと一生懸命さ。どんなシーン、どんなカットも全力でぶつかっていらっしゃる」と絶賛されると、吉永は「堺さんとご一緒してプロフェッショナルだなと。私はいつまでもアマチュアで、反省しないといけないことがいくつもあります」と謙そん。

　堺の妻役・篠原涼子（４４）が「世界一お着物が似合う女性と思っているけど、運動が大好きでずっと動いてらっしゃいます。私も触発されて…。やろうかなと」と話すと、「できれば近いうちに同じジムの同じプールで泳ぎたい。待ってます」と笑顔で返していた。