立川志らく 貴解任の池坊議長をバッサリ「世間とずれている」
落語家の立川志らくが5日、TBS系「ひるおび」に出演。大相撲の貴乃花親方(元横綱)が理事を解任された件で、処分を下した評議員会・池坊保子議長(元文部科学副大臣)を切り捨てた。
前日4日、池坊議長は「相撲道は礼に始まり礼に終わる。上司であり先輩でもある八角理事長(元横綱・北勝海)が何度電話しても全く応答がなく、折り返しの電話もないのは著しく礼を欠いていた」と、厳しい処分の理由を説明。これに対し、立川は「礼を欠いているというが、横綱の白鵬はクレームつけて見苦しかったり、日馬富士も引退じゃなく解雇だろう。『電話に出なさい』って小言ですむこと。それを理由に理事を辞めさせる、おかしいですよ。評議員会だって礼を欠いている。7人のうち、2人が欠席して、5人で(処分を)決めている。世間とものすごくずれていること気づいていない。自分たちが正しいと思っている」と、まくし立てた。
貴乃花親方は横綱・日馬富士による傷害事件で、昨秋の巡業中に起きた事件の報告を巡業部長でありながら怠るなどして処分された。一連の事件ではすでに加害者側として元横綱日馬富士の師匠だった伊勢ケ浜親方は監督責任を取って理事を辞任し、役員待遇委員に2階級降格しており、結果的に同じ処分となった。立川は「相撲ファンが抗議すべき。なぜ、加害者側と被害者側を比べた時に、被害者側が重いのか」と、納得いかない様子だった。