中井貴一 新作映画は「働き方改革」…この現場を見てほしかった
俳優・中井貴一(56)が6日、都内で佐々木蔵之介(49)とのW主演映画「嘘八百」の公開記念舞台あいさつに登場した。
中井が演じる古物商と佐々木が演じる売れない陶芸家が仕掛けた“幻の千利休の茶器”というウソが、文化庁を巻き込む大騒動へと発展するコメディー物語。大阪府堺市が舞台とあって、お笑いタレント坂田利夫(76)らお笑い芸人も多数出演した。
中井は「コメディーのつもりはなく演じたけど、自然とコメディーとなった」と撮影を振り返ったが、作品に関しては国を挙げた「働き方改革」への政策に向けても言及。「世は働き方改革と言われているが、この現場を見てほしかった。時間でなく、心にゆとりと笑顔がある。それを諸先輩方に教えていただいた」と“お笑いの力”によるゆとりを力説していた。