池坊保子氏の華麗なる経歴 41歳でセクシーグラビアも
元横綱日馬富士の十両貴ノ岩への暴行騒動で、日本相撲協会の評議員会議長・池坊保子氏が注目を集めている。
4日の臨時評議員会では、貴乃花親方について「相撲道は礼に始まり礼に終わる。著しく礼を欠いていた」と理事解任理由を説明し、批判した。華道界最古で最大の流派・池坊の四十五世家元・池坊専永氏の妻で元衆院議員。亡き母親は香淳皇后のいとこという華麗な経歴。一方、41歳の時には雑誌でセクシー写真を披露するなど、時代、時代で話題を“提供”してきた。
◇ ◇
【1984年1月】 月刊誌「PENTHOUSE」(日本版3月号)でセクシーグラビアを披露。1月24日のデイリースポーツ3面に掲載された同誌の広告では「衝撃シリーズ 池坊保子 新エロスの肖像」と銘打たれ、胸元をあらわにしたセクシーショットが使われた。当時41歳。大きな反響を呼んだ。
【1989年10月】長女の池坊由紀氏が池坊の後継者になることが決定したと報じられる。当時、専永氏と保子氏は専永氏の女性問題で別居していたが、和解をきっかけに後継者問題が進展したとされている。
【1996年10月】衆院選に新進党の近畿ブロック比例1位で立候補、当選。肩書きは主婦、池坊華道会副理事長。以後、所属は新党平和、公明党と変わるも政界引退まで5回連続当選。文科政務官、文科副大臣などを歴任。
【1997年9月】母・梅渓夏子さんが死去。夏子さんは香淳皇后のいとこで、正力亨読売新聞社主(当時)の義母。夫は梅渓通虎貴族院議員。
【2010年4月】漢検新理事長に就任。11年3月に事実上の解任。「辞めさせられるべき理由はない」と話す。
【2013年10月24日】日本相撲協会の評議員就任が決定。初の女性評議員。14年3月、議長に選任。