やくみつる氏、立行司のセクハラ発覚に「意図を感じる」 角界の政治的な背景を指摘

 大相撲の立行司・式守伊之助が冬巡業中の昨年12月16日、酒に酔って10代の行司にセクハラ行為をした問題で、相撲に詳しい漫画家のやくみつる氏が9日、フジテレビ系の生番組「バイキング」で、「意図を感じる」と、角界の政治的な背景を指摘した。

 やく氏は今回の一件について「大したこっちゃないなっていう感じはするんです。ただ、それは平時の話であって、今みんなで襟を正しましょうって言ってる時期なだけに問題だろうと思われる」との見解を示した。

 その上で「それにしてもセクハラいけないとはいえ犯罪行為でもないし、こんなのホントに内輪のしょうもないこととして丸め込めるはずのものが、あえてこうやって騒ぎに乗じる形で出てくるあたりがやっぱり、今色んな対立の構造がある中で出てきたもんなんだろうと推測致しますけれどね」と、政治的な意図をもってリークされたと推測。

 「政権にダメージを与えるとかね、そういう意味合いはあると思いますけどね。自分はそういう意図を感じますけどね」と、八角理事長体制への攻撃を感じ取っていた。

 式守伊之助は、横綱白鵬と同じ宮城野部屋に所属している。

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