新松本幸四郎の勘違い…まだなじめず、自分の名札に「何でオヤジが来てるの?」
歌舞伎俳優の市川染五郎改め十代目松本幸四郎(45)が9日、東京・歌舞伎座で、監修を手掛けた和菓子「わがしばなし」のPR会見を行った。
上演中の襲名披露公演の演目「勧進帳」をイメージした和菓子で、32店舗による候補から選考。自身がCMキャラを務めるAGFのコーヒー「煎」とセット販売される。甘い物には目がないというだけに、「楽屋いっぱいに和菓子が並べられるのは、夢に見た光景。申し訳ないほど、早口で食べさせていただきました」と至福の時間を振り返った。
今月2日から親子3代で襲名披露公演に臨んでいるが、「『幸四郎です』と自分で言葉にするのは、まだまだなじんでいない感じです」と苦笑。「放送が今月のテレビも、先月に収録がございまして。『幸四郎さま』と控室にあったので、『何でオヤジが来てるの?』と戸惑いました」と、“染五郎気分”が抜けないがための勘違いを告白していた。