女優の浅野ゆう子（５７）が、昨年末に結婚したことを１１日、発表した。お相手は同世代の一般男性で、浅野は今後も女優業を続ける。会見などは行わないという。気っ風が良く優しい人柄で知られる浅野が幸せをつかんだとあって、かつてドラマで共演し「Ｗ浅野」として一世を風靡（ふうび）した女優・浅野温子（５６）をはじめ、芸能界からも祝福の声が相次いだ。　　

　一時代を築いたトレンディー女優が、５７歳を迎えて幸せをつかんだ。

　浅野は所属事務所を通じ、マスコミ各社にＦＡＸを送り、「私、浅野ゆう子は昨年末に結婚したことをご報告させていただきます」と発表した。お相手は「同世代の一般男性」としたが、浅野の所属事務所はデイリースポーツの取材に「それ以上のことは何も申し上げられません」と年齢や職業などは明かさなかった。

　浅野は「お互いこの年齢で…とも思いましたが、この年齢だからこそ、互いの健康に気遣いつつ、寄り添いながら穏やかに、これからの人生を歩んでいこうと決めました」と熟年婚を決めた理由を告白。「今後も仕事に誠心誠意取り組み、ますます精進して参ります」と、最高のパートナーを得て、仕事にさらにまい進していく思いも明かした。

　幸せなニュースに、１９８８年のフジテレビ系ドラマ「抱きしめたい！」で親友役を演じ、「Ｗ浅野」として人気を博した盟友・浅野温子（５６）も感激。所属事務所を通じ「ご結婚おめでとうございます！とにかく、とにかく、おめでたいです」と祝福した。

　浅野はかつて、俳優の故・田宮二郎さんの次男で、俳優の田宮五郎さんと交際。交際中の１２年４月に田宮さんがくも膜下出血で倒れてからは、献身的に介護をし、１４年に田宮さんが亡くなった際には、最期をみとっていた。