織田裕二、17年半ぶり共演の松嶋菜々子に脱帽「さすがだな」
俳優の織田裕二(50)が12日、都内で行われた主演作WOWOWプライム「連続ドラマW監査役 野崎修平」(14日スタート、日曜、後10時)の完成披露試写会に岸谷五朗、松嶋菜々子、古谷一行、権野元監督と出席した。松嶋とは2000年の映画「ホワイトアウト」以来、約17年半ぶりの共演となるが、そのセリフまわしに「さすがだな」とうならされたと告白した。
WOWOWの連続ドラマは金融関連の経済ものが人気ジャンルとなっているが、今回も銀行を舞台にした経済ものの作品になっている。2人の役どころは、監査役という行内の不正をあばく立場の織田と、その織田を利用して支店長から役員への出世を狙う松嶋という関係になっている。
久しぶりの共演だが、実は「ホワイトアウト」はストーリーの展開上、2人が同シーンに登場する時間があまりなかったという。松嶋は「当時、あまり実は一緒のシーンがなかったので、そんなに久しぶりの共演という感じがなくて。今回初めてお会いしたような気分」と率直に語った。
一方の織田も「初共演のような感覚」だったというが、一つ違うのは松嶋に抱いていたイメージが覆された点。「僕の中で松嶋さんに経済ものをやっているイメージがなかった」といい、専門用語の多い独特なセリフをどう料理するか注目していたという。しかし、実際の演じっぷりを見て、「難しいセリフをどう言うんだろうと思ってたら、なんの苦もなくサラサラと言われちゃって。あ、さすがだなっていう印象でした」と脱帽していた。