元モー娘。工藤遥 戦隊ヒロインに変身 オーディション突破「一生の宝」
テレビ朝日系スーパー戦隊シリーズの最新作「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(2月11日スタート、日曜、前9・30)のキャスト披露イベントが12日、都内で行われ、昨年12月にモーニング娘。’17を卒業した工藤遥(18)がルパンイエローに抜てきされたことが発表された。
シリーズ42作目にして初めて2つのレンジャーが敵対する異色作。グループ在籍中に受けたオーディションを勝ち抜き、アイドルから憧れの戦隊ヒロインに変身した。
女優を目指し、モー娘。を卒業した工藤が、戦隊ヒロインから夢の一歩を踏み出した。
昨年9~11月にかけて実施されたオーディションに約2500人の中から選ばれ、同年12月11日の卒業コンサート直後にクランクイン。ルパンレンジャーとして始動しており「(卒業後の)デビュー作がこれでよかったとすごく思いました。一生の宝になっていくと思いますし、すでにそういう気持ちがあります」と胸を張った。
アニメやゲーム好きで、戦隊シリーズも幼少期から大ファン。物心ついてから放送中の「宇宙戦隊キュウレンジャー」までチェックを欠かさず、レンジャーになることが憧れだった。13歳のときには、ハロプロの先輩で女優として活躍する真野恵里菜(26)に戦隊シリーズ出演の夢を語ったことがあり「『5年後くらいにできるんじゃない?』と言われて、まさに5年後。真野さんは予言者だったのかな」と笑わせた。
モー娘。では元気印の人気メンバーで「工藤少年」と自称するボーイッシュな“イケメン”キャラ。抜てきした井上千尋プロデューサーが「イエローの明るい妹キャラは、彼女にぴったり。いるだけで明るい空気や雰囲気を伝えてくれる」と説明するハマり役だ。
「偶然ではなく必然で、私にしかできない役なんだと自信を持ってやりたいと思います!!」。11歳11カ月で史上最年少のモー娘。となり、6年以上在籍。キャリアのすべてをぶつけ、今度は子供たちのハートを盗む。